ビッグモーター問題ではっきりした事
2023年09月19日
いつもご覧いただきありがとうございます。 店主でございます。
最近巷で騒がれている中古車販売大手のビッグモーター問題。
様々な不正のオンパレードで様々な会社にまで影響が及んでいるようですが、これは自動車業界に限った話ではありません。
不動産業界も他人事ではなく、「会社は大きくなればなるほど維持費がかかる。 状況が良い時は良いが、悪くなってくると維持費を捻出する為に強引な営業や顧客不在の考え方が強くなりがち」って事だと思います。
自分が超零細企業をやっているからというわけではありませんが、特に不動産業界にあっては規模を大きくするメリットをあまり私は感じません。
市場規模は決まっているわけですし、より多くの顧客を得ようと思えばより多く人を雇い、より幅広く拠点を展開しないといけなくなる。 そうすると固定費がかさみ、もし市場状況が変わって予定した契約数を取れなくなれば、当然維持は出来なくなる。
貧すれば鈍すると言いますが、そういった状況で顧客の満足を優先して考えられるでしょうか?
当然会社をどうにか維持しようと顧客不在の営業を繰り広げるわけです。
そんなの最悪だと思いませんか?
うちは一人社長企業ですので、経費はさほど必要ありません。
以前は不動産業界のビッグモーター的会社を駆逐する為に高い広告費を使っていた時期もありますが、それはとっくの昔に辞めました。 同じ土俵で戦うのが馬鹿らしくなったからです。
というわけで、市場環境は激変していますが、心穏やかに日々過ごしています。
もしこういった状況で会社の規模が大きくなっていたとしたら? と考えると少しゾッとしますし、「あ~、やっぱりあの会社はこういう事だったんだなあ・・」と別な業界の悪い例をみて改めて確信しました。