買い時はいつなのか？
2023年07月10日
いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。
最近新築建売の話題が少なかった感じですので、今日はちょっとその辺のお話をします。
昨日新築建売の案内でいろいろお客様とお話をしたのですが、やはり「今買っていいのか？」と悩んでいらっしゃいました。
もう少しお金を貯めてから買った方が良いのでは？と悩んでいらっしゃいましたが、これに関してワタクシなりの考えを書いていきます。
１ 時期を先延ばしするメリットとデメリット
確実に貯金が出来るという前提でお話しすると、先送りするメリットは「自己資金が増える」事です。同じ金額で物件が購入できると仮定すると、借入額を減らせますのでその点はメリットと言えるでしょう。しかし、メリットと考えられる事はその1点で、あとはデメリットしかないと思います。
まずは諸々値上がりしていますので、先延ばしする事で物件価格も高くなると考えられます。実際、新築建売で考えると、この辺りでは数年前まで2000万円以下の物件は沢山ありました。物件にもよりけりですが、1590万とか稀にありました。まあ多いのは1890万・1990万あたりだったかと思います。
しかし今はどうでしょう。建売でも2000万を切る物件は稀で、ボリュームゾーンは2500万円前後、場合によっては3000万近いものもあります。
もちろん世界情勢が激変したのが大きいですが、一度上がった価格はなかなか下がっていきませんし、状況を見る限りしばらくそういう状況になるとは思えません。
つまり、数年前に「先送り」という決断をした方は、当時の価格で買えなくなっているという現実がありますので、先送りする事で享受できるメリットは無いとも言えるでしょう。
２ 新築建売の状況
再三ブログやYOUTUBEチャンネルでもお話ししている通り、このエリアの物件数は激減しています。
これは売主会社の方針だと思いますが、比較的高くても売れる都市部に物件を集中させ、この辺りのような地方では値下げをしないと売れない為、物件数を絞ってきています。つまり利益が確保しにくいエリアには建てないという方向に進んでいます。
これも数年前のお話しですが、この辺りでも次々物件が建ち、物件数もかなりたくさんありましたが、今は数えるほどしかありません。
という事は、希望の場所に物件が建たないので、そこで買えなくなってきているという事です。
かと言って、土地を買って注文住宅で建てようとすると、建築費も上がっていますしもともと注文住宅は高くなりますので、総額が跳ね上がってしまいます。
今後状況は以前のような感じになっていくとは今のところ思えませんので、今ある物件の中で希望に合うものがあれば買った方が総額は抑えられます。
３ 結論
この辺りのエリアに関して言うと、値上がり・物件数減少・その他諸々の要因を考えると、早い時期に購入した方が負担が少ないという事が言えると思います。
家は高い買い物ですので慎重になるのは当然ですが、結果的に早い時点で決断した方が安く買えるという事ですので、是非ご検討ください。では！！
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