やりがい

2023年03月24日

いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。

ワタクシが住宅や不動産にかかわる仕事を始めたのが平成４年の４月ですから、間もなく31年になります。

この仕事を選んだのは最初は何となくでした。

大学を卒業して就職先として選んだのが最初に勤務したハウスメーカー、そこから独立して今に至ります。

これまで数多くのお客様のお手伝いをしてきました。

大変な事も沢山ありましたが、それ以上に良い事、勉強になった事が沢山ありました。

ここまで続けてこれたのは「やりがい」に尽きると思います。

それを今日は改めて実感しました。

ハウスメーカー時代にお世話になったお客様の家が火事になり、保険やら何やらいろいろな手続きを経て、今日無事修復工事が終わり引き渡しをしました。

最初は保険が更新忘れで切れていた？というところからスタートし、紆余曲折を経て工事に入ったのが昨年の冬。
火災発生当初から以前の会社ではなくワタクシを頼ってきてくれたので、今の私に出来る事を最大限頑張ってきました。

火災はひどかったのですが、燃えにくい構造になっていたので、工事を始めてみると主要構造体には全くダメージがありませんでした。

手続上ここにくるまでいろいろありましたし、工事をやるにしてもうちの会社は建設会社ではありませんので、ここまで大きい工事になると直接受ける事は出来ません（建設業免許が必要）。信用できる工務店と構造や工事のやり方についてすり合わせも必要でした。

見違えるようにきれいになった家で、お客様と工務店の担当者と話をしていると、「本当にありがとう！家を建てる時からあなたを信じて本当に良かった！」と言われ、ジーンときました。

このような「感動」が、例えつらい事があっても今に至るまで私をこの業界に留める理由なんだなと思います。