住宅ローン控除の確定申告
2023年02月19日
いつもご覧いただきありがとうございます。店主でございます。
最近は気温が上がってきて春にだんだん近づいている事を感じます。
さて、毎年の事ではあるのですが、確定申告の時期ですね。
うちの会社は決算や申告手続きは全て終えているのですが、盛んとやっているのが新築建売住宅を購入いただいたお客様の確定申告。
今は便利になりましたから、ご自宅のパソコンやスマホでも出来るのですが、入力の仕方がイマイチわからないという方がほとんどですので、事前に必要書類をご準備いただき弊社にご来店いただいて、対面で確定申告の書類を作成し、その場でお渡しするというサービスをやっています。(もちろん無料です)
お客様は作成した書類を出すだけですから楽ですし、間違いもありません。
これがお客様からかなり喜ばれているサービスなんですが、うちと同じように新築建売住宅を販売している会社でやっているっていう話を聞いたことがありません。
もちろん作成する側も勉強しなくてはいけませんし、時間も必要ですので二の足を踏むのもわかりますが、ここまでやるからこそお客様の満足度が上がるのではないかと思うのです。
今建売住宅を購入する方はアットホームやSUUMOなどのポータルサイトで物件を探し、何となく良さそうだと思った物件に何気なく問い合わせを入れます。
しかしいわゆるパワービルダー系建売住宅は販売窓口が不動産会社になる為、各社が同じ物件情報を掲載しているという事に気が付く人はかなり少ないです。
つまりはポータルサイト上で上位表示されると問い合わせの確率が上がるので、高価な掲載料で上位表示させている業者も多く、そういう業者が必ずしもお客様にとって望ましい業者ではないという事実に気付く人も少ないという事です。
例えば同じ物件を購入するにしても、弊社ではお客様がより良い条件で買えるような価格交渉から弊社が身銭を切ったサービス等もれなく付帯させる事で条件面でも購入者にメリットが出てきます。これが全くなかったり、あってもさほど魅力的でない場合がありますので、まずはここで差が出ます。
さらに担当者レベルで対応に差が出ます。
ノルマに追われた営業社員、知識もさほどない社歴や業界歴の浅い担当者では、お客様の満足より自分の成績や上司に怒られない事を優先してしまいがちですし、満足できるような説明や提案は難しいと思います。ここに知識や経験の差が出ます。
ちなみに弊社の場合は小さい会社ですので、お客様は100%店主の私が担当者です。
ノルマに追われる事はありませんので、ゆったりと商談をしておりますし、無理に進める事もありません。
押売りのような事をやって自分の首を絞めるような事をやるのは、地元で長く商売をやっている身としては最も愚策であると思っているのでやらないのです。
また、煩雑な購入手続きはお客様にとってもストレスですが、それをいかにスムーズに出来るかというのは、まさに担当者次第で如実に差が出るところですので、この仕事をして30年以上の経験や知識を活かしながらやっています。
最後に最も差が出るのは「購入後の対応」です。
大多数の会社はここが欠けています。
ちなみに弊社の場合は、購入後の不動産取得税軽減手続きや、今忙しくやっている住宅ローン控除の確定申告のお手伝いなどやっています。
これを同じようにパワービルダー系建売住宅販売をやっている不動産会社でやっているのは、おそらく県内ではうちだけだと思います。
また、購入後の不具合や追加工事の相談も売主の会社に丸投げせずに、まずは相談に乗っています。
電化製品でもそうですが、「メーカー保証」は付いてますが、顧客心理としてまずは買ったところに相談したくなると思います。
その時にきちんと話を聞いて現状を見て対応を一緒に考えてくれるか、「あ、それはメーカーに言ってください」で終わるかで満足度は雲泥の差ではありませんか?
しかしそういう所が圧倒的に多いのです。それは会社として、あるいは担当者レベルでのホスピタリティの差であり、スタンスの違いです。
私はこの業界で30年以上仕事していますから、ある程度不動産や住まいに関する知識はあると思いますが、そのフィードバックをお客様にする事で喜んでいただけるならやれる事はやろうというスタンスです。
社員が大勢いるわけではありませんし、広告費を湯水のように使えるわけではありません。
しかしこういう地道な活動を少しでも知ってもらえ、弊社を窓口にして購入しようという方が増えると良いなと思うのですが、広告費を大量に投下するところにはネット上の認知度ではかないません。
まあ、他は他。自分は自分と割り切って、少なくとも弊社で担当したお客様には喜んでいただけるよう引き続き頑張っていきたいと思っています。